はじめに
亀山市に住んで4年弱。ようやく地域の一員として様々な関係の方ともご縁ができ、活動の幅もより一層増えてきたところです。
地域の課題を一緒に考え話をする中で、どうしても少数の意見では力が及ばないところがあり、時間とお金と労力を割くのが困難な地域も多いと知り、そこは市政として取り組むべき課題として動きを進めないといけないと決心をしました。
小さな市でありながら魅力が沢山ある亀山は、まだまだもっとよくなる可能性を秘めています。想いを同じくする人たち、亀山を愛しこれからも住み続けたいと願う人たちにとって、素晴らしいまちとなるようみなさんと共に作りあげていきたいと思います。
新庁舎建設計画⇒見直し
駅周辺での建設が本当の最善なのか、立地の見直しに加え、庁舎の在り方など、市民の意向を元に計画の立て直しを行います。
中学校給食食缶搬入方式⇒見直し
センター方式や自校式を再度検討し、地元食材使用や地域の方の雇用を取り入れる方針を打ち出します。
学校及び保育施設⇒早期全面改修
雨漏りの修繕、トイレの増設、エアコンの設置、バリアフリー化等数々の手付かずのものを早期に改善していきます。
リニア基金⇒積立一旦凍結
現在19億6,289万円にも積み立てられた基金を一旦凍結をし、市民のとって本当に必要不可欠な事業へ回しています。
基本の5政策
1.保小中給食費無償化
現在保護者負担となっている保育園、小学校、中学校の給食費の完全無償化を実現します。子どもたちの成長を支える大切な給食。地産地消の食材や、栄養面でも質を上げ、食育にも力を入れていきます。
2.新生児~1歳オムツ無料
産まれてから1歳になるまで、里帰り出産をしている人も対象として、オムツを届けます。
3.役所内託児設置
行政手続きのや相談のために訪れた保護者の方が、お子様が歩き回ったりするのを心配することなくご利用ができるよう、保育士さんによる一時託児を行います。
4.出産一時金負担支援
出産一時金として、50万円(一部医療機関は48万8千円)の支給がありますが、医療機関により超過をしてしまいます。その超過分も市が支給をすることで、出産にかかる費用をおさえることができます。
5.学びの多様化推進
亀山市には200名の不登校児童生徒がいます。また子どもたちの休息の場や、学校とは違った学びの場をつくり、多様な学びができるよう、支援団体との連携を行っていきます。
1.保険料の減免
国民健康保険税、介護保険料、後期高齢者医療制度など、年々負担額が増して、暮らしを圧迫している部分を少しでも現在の負担額よりも軽減できるよう、予算の配分を考えます。また支給が1か月以上かかっている時があるそうで、そうした事務処理などの効率を上げる体制を整えます。
2.ワンストップ窓口の設置
どこに相談すればいいかわからない、というお悩みを結構お聞きします。市民センター機能を市内の数か所に設置し、各部へつながる窓口を一本化することで、利便性の高いサービスを提供可能になります。
3.公共交通の改善
コミュニティーバスや乗り合いタクシーなど、使い辛いと感じている部分を改善し、より利用してもらいやすいにしていきます。
4.高齢者のデジタル活用支援
デジタル化を進めることで、様々の作業の効率化や情報収集が容易になります。操作が難しいと感じる高齢の方にも、しっかり活用していただけるよう、行政による講座等の他、民間企業と提携を行いながら、生活がより便利になるようお手伝いします。
5.パートナーシップ条例制定
日本では同性同士の婚姻が法的に認められいませんが、自治体が独自にLGBTQカップルに対して結婚に相当する関係を証明するための条例を制定します。証明書の発行を行い、それにより、家族と同等のサービスを受けれるようになったり、社会的配慮を受けやすくなります。
1.市民参加のまちづくり推進
これまで行政主導で進めてきたまちづくりを、市民の皆さんからの積極的な参加を促して、共に提案や計画を考えていくまちづくりを行います。予算や業者の選定に関しても市民の皆様と一緒に決めていきます。
2.担い手育成支援
少子高齢化が進む中、特に山間地域での担い手不足が深刻です。市内外から起業をされたい方のスタートアップを支援するほか、地域とのマッチングや新しいブランドの創出を目的としたコンテスト等開催し、亀山の事業者を支えていきます。
3.商店街の活性化支援
新たに店舗を開業したい方がお試し開業や短期間でも使いやすように、テナントオーナーとの調整を行ったり支援金の助成を行います。回遊型イベントや共通ポイントシステムなどを取り入れ、商店街全体が賑わうような仕掛けを作っていきます。
4.空き家対策活用支援
亀山市の空き家率は約12%ですが、地域によって差もあり、防犯や防災面からできるだけ早く対策をうつ必要があります。空き家バンクへ物件の登録や内覧希望者の登録もネットで気軽に行えるようにしたり、相続関係や残置物に関する相談も受け付け、面倒になりがちな法的な部分も専門チームを作り支援をしていきます。
5.森林環境の整備強化
亀山市は非常に森林の区域が広く自然が豊かではありますが、林業に携わる方も減少し、人の手が入って行けていないところも多くあります。地域内で木材も消費していく地材地建を推進し、それにかかる調査や機械購入の費用を補助する等、森林を活かしたまちづくりの構想を、地域住民の方も含め考えていきます。
1.移住促進・起業、就労支援
若者・子育て世代向けに、住宅取得補助を支給。木材の確保やDIY研修など低予算で空き家リノベーションができるよう支援。市内企業と連携し、テレワーク環境の整備や地元就職サポート、移住者交流会を定期的に開催。亀山の自然や文化を体験できる「お試し移住プログラム」を低価格で提供し、地域コミュニティへの参加を促進し、温かく迎え入れる仕組みづくりに注力します。
2.地域内循環経済システム
亀山市独自の地域内循環システムを構築します。市内で消費をするものは、できるだけ市内で生産をする施策を行います。特に食料とエネルギーの循環に力を入れ、市民が地域貢献を経済的にも評価する仕組みを創設することにより、地域経済の活性化と市民の絆を強化します。
3.交流型観光の振興
従来の歴史と自然を活かした観光に加えて、市民によるおもてなしの体験型の観光プログラムを導入します。地元ガイドによる街歩きツアーや、地域食材を使った料理教室、文化イベントなど、地元住民とつながる観光を推進。Wi-Fi無料提供、多言語対応アプリの開発、インスタ映えするフォトスポット整備で、若い世代の誘客も強化します。
4.低コストの亀山市プロモーションの実施
SNSを最大活用した亀山市のプロモーション戦略を展開します。地元の魅力や日常を共有する独自番組や、投稿者には特産品や市内施設利用券を進呈するようなキャンペーンをインスタグラム・TikTokを活用し実施。口コミ戦略で活性化するなど、ゼロ予算に近いコストで全国、海外への情報発信を実現します。
5.地域通貨の導入
亀山市独自の地域通貨を導入します。地元商店での買い物、市民活動、ボランティア参加等でポイントが付与され、市内の公共サービスや店舗の支払いで利用可能に。市内の経済をコントロールする機能を持つ他、市内中小企業支援と持続可能なコミュニティづくりを同時に実現する革新的な仕組みを構築します。
1.縦割り行政の解消
部署間の横断的な事務処理を行う部署を設置し、庁内コミュニケーションツールを導入することで情報の円滑な共有化を図ります。プロジェクトごとに関連部署で結成されたチームで横断的な政策立案を奨励し、職員が休息を取りつつ交流ができる庁内コーヒールームの設置をします。
2.情報の透明化
会議資料等データ化し、常時誰でも見れるオープンデータとして公開します。検索機能により、必要なデータを見つけやすくする他、情報公開請求も簡単かつスピーディーにできるよう情報の整理を徹底していきます。また、予算、入札、政策決定過程を完全公開し、市民参加型の政策評価システムを構築し、透明性の高い行政運営を目指します。
3.適正な予算執行
AI分析ツールによる予算執行の可視化と効率性評価を実施し、無駄な支出の洗い出しと、費用対効果の厳格な検証をします。事業の優先順位を明確化し、市民のニーズに基づく戦略的な予算配分で、市民にとって最善な予算執行を行います。
4.DX化の課題改善
庁内のDXシステムを逐一アップデートできるよう直接雇用による人材を登用。行政手続きのオンライン化を容易にできるようシステムを構築し、AIチャットボットの導入。デジタルデバイド対策として、高齢者向けのデジタルサポートセンターを設立。システム連携の強化と、使いやすいデジタル行政サービスを構築します。
5.公務員の労働環境改善
フレックスタイム制やテレワークを導入し、子育てをしながらでも勤務がしやすい環境を整えます。AI・RPAによる定型業務の自動により、業務効率化や生産性向上を実現することで、余裕の出た時間を市外研修や地域に出向き声を直接拾う時間に充てるなどし、職務に対する充足感を提供する。メンタルケアやワークライフバランス支援。モチベーション向上のための報奨制度を確立します。